レスポール信仰告白〜絶望から希望へ〜

皆さん、レスポールの音作りってどんな感じにやってるだろうか?レスポールに慣れてない人とかだと、「レスポールは音はマイルドだけど、ボワボワして気に入らない」って思うかも知れない。僕も貴方達と同じだった。

気に入らなかった。リアはめっちゃイイのに、フロントにした瞬間、ボワる。あー、嫌だった。そんなこともあって、一時期、ストラトに夢中だった時がある。ストラトのフロントと、フロント+センターのハーフトーンって良いよね。繊細なハーフトーンに、素直なフロント、Stevie Ray Vaughan やJimi Hendrixが好きだったから、惹かれたね。

しかし、あるプロギタリストのYouTubeチャンネルで、音作りの説明によって、僕はまたレスポールにハマったのだ!!その技とは...!!

「フロントを中心に音作りをする!」である!

至って合理的な考え方だが、IQ値が低い僕にとっては魔法だった。それを知って以来、フロントを中心に音作りをしているのだが、コレが一番。フロントのボワボワが無くなって、まるでストラトテレキャスの素直なフロントが少し力強くなった感じのサウンドになった。最高。

フロントを中心に音作りすることによって生じるデメリットは一つある。それはリアがキンキンになり、ちょっとペラくなること。キンキンになるのは、トーンを絞ればなんとかなるが、リアにした際のミッドが物足りなくなることがちょっとだけある。それがすごく気になるのは、単音フレーズ弾いてる時。やっぱ、足りない。そういう時こそ、エフェクターの力に頼ればイイのである。ミッド・フォーカスなブースターなどのエフェクターを使えば解決、解決。

(僕の、配線が汚いエフェクターボード)

写真のセットアップだったら、Mad ProfessorのLoud n’ Proudのブースターを単体で使って、ミッドを補ったりする。他にもオススメエフェクターとして、NoblesのODR-1だったり、DanelectroのRoebuck(IbanezのMostortionのクローン)などが挙げられる。今は、NoblesのODR-1をチューニングした、XTSのImperial Overdriveを愛用してる。コレは僕が持っているNoblesのODR-miniがサイズのこともあって、調整がシビアだったからである。

そんな感じで、ギターを自分に合わせるだけでなく、ギターの特性に合わせて自分のアプローチも変えることで苦手なところの克服ができるのだ!!

だが、場合によっては、そのままを受け入れることも向き合い方の一つである。