レスポール信仰告白〜器用さよりも艶と愛嬌〜

\ドドン!!!!/

煌びやかな虎模様を纏った、高貴美人。一目惚れだった。どのステージも自分のものにしたようなルックスで、何人もの心を撃ち抜いてきたのだろうか。シルエットからでも分かる、艶。目を離すにはいられない。一筋縄でいかないことある。猫のように気まぐれで、噛みついてきたりもするが、上手く愛でれば、この上ない甘い声。嗚呼、もう元には戻れない。来るところまで来てしまったのだ。

っていうのがレスポールの印象です。こんな感じでレスポールの良さを色々話していきたいと思う!!

いやー、写真を見るだけで分かると思うけど、スゴイよね。この模様!!あー、かっこいい!!僕はこの子を迎えるまでは、別のレスポールを持ってた。その初めてのレスポールが、僕をレスポールの沼へ引き摺り込むキッカケになった。それがこちら!!

(98年製だと思われる、レスポール・クラシック。親父の友人Yさんの依頼によって、親父がゴールドトップからブラックに塗り替えたのとのこと。)

僕が中学生の頃、つまりギターを始めたばかりの時に、バンドやってる親父の友人(ギタリスト)から譲り受けたものである!

貰う前は、KramerのSSH、フロイドローズのトレモロがついたギターを使っていたのだが、まだギター始めたばかりの頃って知識だけほんの少しだけ一丁前になって、ギブソンとかフェンダーのギターこそがホンモノで、いつか絶対に手に入れたいって思っちゃうんだよね。そんな時に、親父の友人(Yさん)から、数曲を弾けるようになることを条件に、このギターを譲ってもらったのだ!

コレが一番の失敗だった。ギターについて対して分かってないガキにギブソン、しかもちょうどレスポール使いにハマっていたというタイミングで....。ここから僕のレスポール信仰は始まり、加速していく。

僕のレスポールに対する導入は一旦ここで置いといて(また詳しくブログに書きます)、サブタイトルの話になるのだが、これはみんなの相棒、ストラトと比べての話である。

ストラトはご存知の通り、万能なインテリみたいな楽器である。レスポールストラトを比べたら、レスポールは、後者の売上数に太刀打ちできないし、総合的な機能面でもアドバンテージがあまりない。それでもレスポールが愛されるのは、やっぱあの形と高級感、場合によってはミディアム・スケール(ネックの長さ)による弾きやすさだろう。僕がレスポールにハマったのは、コレらが理由である。

僕はストラト嫌いだったが、友人が作ってくれたストラトによって、ストラト嫌いを克服できた。

(僕と友人が作ってくれたオーダメイドストラト)

しかし、レスポールほどどっぷり浸かることはなかった。なんだろう、いい距離感を持って接してる感じ。やっぱ、ストラトは相棒だわ。仕事が出来る友達。時々会って、「お前すごいなぁ」って感じの。

(Bizen Burned Standard ブティックのレスポールタイプ)

それに対して、レスポールには愛嬌がある。時にはちょっと突っかかるけど、可愛いんだよね。ギャップ萌えっていうか、猫みたいな感じ。荘厳だけど、上手く付き合えれば、甘い本性も見れる。コレ、セクシーなお姉さんだったら、鼻血どころの騒ぎじゃない。もう沼。猫っぽいお姉さんとか最高すぎだろ。女性に犬系男子が人気なように、僕は猫系女子が正義なのだ。

もう見た目だけだとカッコイイで終わるけど、その本性まで知ってしまったら、もうダメですねぇ。いつもは冷たい猫が、急に膝の上でゴロゴロ鳴きながら、寝に来た時ぐらいの感動。

カッコイイだけ、仕事ができるだけじゃ、ダメなんだなぁって思い知らされる。やっぱ、適度なエロさと愛嬌が大切なんだなって思った。人生が上手くいってる人は、これらがあるんだなぁ、って思う僕でした。

最後に、僕の愛しのレスポールの写真を見せて、終わりにします!バイバイ!!