レコーディングしました!!〜2年ぶりのオリジナル曲レコーディングを終えて①〜

時は、2020年9月。私はネット上である女性と馬が合い、一緒にオリジナル曲を作ってレコーディングした。それが僕のはじめてのレコーディング体験だった。その時はまだ音響の専門学生だった友人の力を借りて、家から徒歩6分くらいのスタジオを借りて、レコーディングした。今聴くと、アレンジメント、ギターの腕が甘いことが分かるが、僕にとってその体験自体がとても貴重で宝ものみたいなのだ。

もう2度とオリジナル曲を作ってレコーディングすることはないだろうなって思ってた2022年の夏、ある話を聞いた。僕の通っている大学では毎年、その文化祭のテーマ曲を募集していると。ここで、僕は所属するサークルの中で、それぞれのパートでトップの能力を持つ人たちの協力のもと、文化祭テーマ曲のオーディションに向けて動き始めたのだった。


こんな感じで、最近そのレコーディングが終わりました。僕の誕生日の次の日に、レコーディングしてあれから数週間経ったけどもやっとマスタリングとかが終わりました!!👏👏👏

いやー、めっちゃ緊張した。なんて言ったって、僕だけレコーディング時間内にギター録音が上手くいかなくて、家で録るハメに...トホホ🥲

一応まだ音源は聴かせられないけれども(テーマ曲の選考の条件上)、その曲が出来上がるまでの経緯と僕の感想を写真を交えながらお話ししたいと思います!!


レコーディングは板橋区にある、AIR SOUND STUDIOの一室を5時間、エンジニア宅で4時間、そして僕だけ家でギター録音っていう感じでレコーディング作業を終えました!

↑ここですね!!


で、レコーディング風景はですね、って行きたいところだけども、ちょっとここでレコーディング前、そう、デモ作りの話をしたいと思います!

最終的に「レコーディングしよ!」ってなった曲は、4番目のデモだったんです。デモ曲作り始めたのが、6月くらいでレコーディングしたのが7月なので、1ヶ月のうちに4曲作ったことになります!

「1ヶ月で4曲って大したことなくね?」って思った、そこのアナタ!!お黙り!!😡

僕にとってはとてもキツかったんです...。

僕は曲作りは大好きです。しかし、好きでいられた理由として私はプロでもないので周りの目や流行を気にせずに作ることができたからっていうのが大きいのです。しかし、今回は大学の文化祭テーマ曲。ターゲットがしっかり決まっていて、古い音楽好きな僕にとっては厳しいものとなりました。流行りの音楽スタイルを分かっていない上、自分の無能さに付き合ってくれるサークル内の精鋭たちに対する罪悪感、そして彼らのためにも、選ばれたいというプレッシャーやらが重なり、精神状態ボロクソな感じでのスタートでした。


そこで最初にできたデモは、しょぼいプラグインのホーンが入ったファンク系の曲。LINEグループに送ってみたところ、「良いけど、なんか違うよね」=「却下」って言われ、ボツに。その次に、変わったオープンコードを使った、ちょっと奥行きのあるサウンドの曲。無反応で終わってしまいました。ここから、時間との勝負になってきて焦りが出始めました。デモ3曲目は、アジカン風なやつ。これはポジティブなフィードバックがあったんですが、ボーカルに合ってないということになり、ボツになりました。

ここまで、悩ましいと手が進まなくなっちゃって、もう焦りしかない状況に。その時、イエモンにハマってて、「プライマル。」っていう曲を聴いていたときにあるアイデアが閃いたのだ!!「耳に残りやすいホーンのイントロの曲作ってみようか」と!

そんな感じでデモ4曲目をまずボーカルに聴かせてあげました。あまりにもプライマルっぽかったので、それを希釈するためにちょっと違うメロディーとギターリフをつけてあげて、ボーカルとの共同作業によりやっとバンドからOKが出るデモが完成、そしてレコーディングに至るっていう風な流れでした!

いやー、長かった笑

その最終デモを作るときに1セッション1時間30分のビデオ通話を4、5回やりましたね。本当に、ボーカルさんにはもうしわけないです🙏 

お互い悩みながら、あーでもない、こーでもないっていう感じが辛かったのですが、僕は楽しく思えましたね。


これがレコーディング前のお話でした!!次回はレコーディング本編とレコーディングを終えた後に突然僕に襲いかかった不安のお話をしたいと思います!


では!✌️